ウニさん作:師匠シリーズより 双子 2/4
136(イサム)さんによる怪談朗読の生録音ファイルです。
今回もねとらじでの配信ではなく朗読のみで地板読み等のトークはありません。
朗読ファイルデータ
朗読日:2017/9/9
出典:pixiv 師匠シリーズ/「双子」
作者:ウニさん
pixivのウニさんの作品から引用
『双子』 2/42 <6月26日> 双子を忌む村
6月26日は金曜日だった。その日の朝、僕は師匠の運転するボロ軽四で、北へ向かう旅路にあった。県北の笹川町に向かっているのだ。僕らの住むO市は、瀬戸内海に近い南側にあったから、県北の町までは結構な距離がある。
「晴れて良かったなぁ」
窓から吹き込んでくる風を気持ち良さそうに顔に受けて、師匠がそう言った。
そんな爽やかな朝に、ステレオからは稲川淳二の怪談が流れている。
「で、その庚申信仰について、僕も一応調べてきたんですけどね」
「ああ?」
さっきからなかなか話を聞いてくれないので、僕は実力行使で淳二を黙らせた。
「あ、てめぇ」つづきはコチラ ≫ pixiv 師匠シリーズ/『双子』 2/4
『師匠シリーズ』作者、ウニさんについて
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ウニさんの本 書籍 / コミック 作画:片山 愁さん
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