ウニさん作:師匠シリーズより 月と地球/本
136(イサム)さんによるねとらじでの朗読配信の生録音ファイルです。
朗読ファイルデータ
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出典:pixivのウニさんの作品から
『月と地球』
師匠から聞いた話だ。
小高い丘のなだらかに続く斜面に、藪が途切れている場所があった。
下草の匂いが濃密な夜の空気と混ざりあい、鼻腔を満たしている。
その匂いの中に、自分の身体から発散させる化学物質の香りが数滴、嗅ぎ分けられた。
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